高徳院(鎌倉大仏)

鎌倉大仏写真

 

所在地:神奈川県鎌倉市長谷4丁目2-28
撮影日:2012年12月23日
掲載写真:2枚
高徳院本尊:鎌倉大仏(阿弥陀如来像)


鎌倉に遊びに行った時に「鎌倉大仏」目当てで高徳院を訪れました。
高徳院は浄土宗の寺院で、本尊の鎌倉大仏(阿弥陀如来像)は国宝です。定説では建長4年(1252年)から造り始められた銅造の大仏が、この現存する鎌倉大仏だそうです。とはいえ大仏の造立経緯などは不明だそうです。


などと調べている時に初めて鎌倉大仏が国宝であることを知りました。無知で申し訳ないです。
鎌倉大仏が国宝ということは、管理人は国宝の背中から出たり入ったりしたわけですね。なんかスゴイことだなコレ(笑)
観光していたら時間がなくなって、慌てて戻る途中に一対の狛犬を見かけましたたので、ささっと撮影してきました。なので、高徳院には狛犬が何体あるのか、管理人は知りません。


管理人が撮影した狛犬を調べてみたら、この狛犬は昭和55年(1980年)に中華民国台中西北扶輪社(ロータリークラブ)から寄贈されたものだそうです。台湾製の狛犬、ということですね。白色大理石でできているようで、なるほど、管理人のイメージする狛犬と印象が違うのも納得です。

 

向かって右側に配置されていた狛犬を阿形、左側を吽形と判断しています。阿形も吽形もほとんど同じ形で、両像とも口を開けています。パッと見た目は同じですが、踏みつけているのが玉か子犬かの違いがあります。

 

 

 

鎌倉大仏狛犬

この狛犬は白色大理石で造られていて対を為していますがほとんど見分けがつきません。どちらも口を開けています。
撮影した写真をよく見ると玉らしきものと子犬らしきものが狛犬の足元にいましたので、狛犬の左右の配置と踏みつけているもの(玉か子犬か)で阿形と吽形を判断することにしました。1枚目の画像が吽形、2枚目が阿形です。
1980年寄贈なので比較的新しい狛犬です。台座の模様が中華民国(台湾)ぽいと思います。

 


ということで、阿形(1枚目の画像)は「玉取りの狛犬」と言っていいと思います。右前足で玉のようなモノを押さえていますので。
吽形(2枚目の画像)は「子取りの狛犬」で、左前足で子犬を押さえています。踏んでいるのは子犬、だと思うんですけどね。本当に子犬かどうかはわかりません。